レグノシリーズ新型「GR-XII」試乗 摩耗しても静かなタイヤを目指した
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:篠原 晃一
「レグノGR」シリーズは、スポーツ系の「ポテンザ」と並び、ブリヂストンのフラッグシップブランドとして38年の長い歴史と人気を持続してきた。ラグジュアリーサルーンを中心に固定ファンが多い超ロングセラー商品である。最新モデルは3種で構成。ミニバン専用の「GRVII」、軽自動車専用の「GRレッジェーラ」、そして乗用車用の「GR-XI」があり、今回「GR-XII」に生まれ変わった。
GRとは「グレートバランス・レグノ」を意味している。乗り心地、静粛性、エコ、ウエット、ドライ、高速安定性の6項目を高次元でバランスさせることがブランドコンセプト。そして新型は、その都度6項目すべてが同時に向上するわけでなく、技術トレンドと時代のニーズに合った性能が引き上げられる。今回のGR-XIIは、さらなる低燃費化と摩耗後の静粛性向上に焦点を当てて開発された。
実はこのあたりがレグノの面白いところで、新型が出るたびに「今回はどのような性能バランスで仕上げているのか」といった点に興味がわく。剛性の高い走り味は回転方向指定型の最終形、「GR-8000」あたりが頂点だったと記憶している。2007年デビューの「GR-9000」は非対称デザインとサイドブランチ型消音グルーブを初採用。剛性は若干ダウンして快適路線に舵を切った。2011年の「GR-XT」は初めて低燃費タイヤ基準をクリアしたが剛性を落としすぎたイメージ。2015年の「GR-XI」は剛性を向上できるダブルブランチ型消音器を新採用。センターとショルダー部の剛性がアップした。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ヤマハのスポーツバイク『YZF-R7』と『YZF-R125』がエリック・ヘイズの手でアート作品に
新生ジープ・ワゴニア登場!──GQ新着カー
スズキが新型「ハスラー」発表! レトロに変わった「めちゃゴツ顔」採用に反響多数!“カッコいい”と評価された「ワイルド仕様」とは
心当たりのある人は要注意!高速道路であおっていると思われてしまうバイクの運転とは
2024年4月の欧州新車販売は前年同月比2桁アップと元気回復。ハイブリッドが29.1%増加
スズキがレンタルバイクについに参入! 人気の「S1000GT」「8S」「Vストローム」も気軽に乗れる…6月1日開始
チームも含め、全員で”儲ける”F1に。リバティCEO、次期コンコルド協定の交渉を語る「チームの絆を分断するつもりはない」
うっかりで…「ゴールド免許」剥奪? 無事故&無違反でもブルー免許に格下げ? 絶対に“注意すべき”コトとは
自動車部品メーカー・サンコール、竹炭グッズで百貨店デビュー
新車購入は「入社1年目の新人」だと好条件が引き出しやすい! ただし「もう辞めました」のリスクもアリ!!
ホンダE-クラッチはUターンで役に立つ? クラッチレバー操作不要、しかもエンストしない…そんな「上手い話」を試してみた
[15秒でわかる]KGモーターズ『mibot』…超小型モビリティを開発中
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540万円
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?